個人KPI & OKR
落ち着いて成長を舵取りする計測システム。
すぐ分かる定義
OKRは 定性的なObjective と 2〜5個の定量的Key Results の組み合わせ(多くは四半期)。
KPIは、毎週/毎月「軌道に乗っているか」を示す 進行中のシグナル。
基本フロー
- 12〜18ヶ月のミッション設定
- 四半期OKR運用
- 週次KPIを少数だけ追う
- 10分の「X18モーメント」で静かに調整
なぜ必要か
- OKRは 今期何を変えるか を明確にする。
- KPIは 行動が効いているか をリアルタイムで示す。
忙しいだけで進まない状態から抜け出し、重要なものを測り、早めに調整できる。
個人の計測モデル(概要)
- ミッション (12〜18ヶ月): 目指す地点
- 四半期Objective: 12〜13週のフォーカス
- Key Results (2〜5): Objectiveが起きた証拠となる数値
- 週次KPI (2〜4): 自分で動かせるリード指標
- 週次X18モーメント: 10分レビューで次の一歩を決定
指標は「週に一目で把握できる量」に絞る。
個人OKRの作り方
1) ミッションを一文で (12〜18ヶ月)
例: 「12ヶ月でICからシニアエンジニアへ」
2) 今期のObjective
短く定性的に。
悪例: 「リーダーシップを伸ばす」
良例: 「クロスチーム成果でシニア級オーナーシップを示す」
3) Key Results 2〜5個
%, #, $, スコア, 日付など 証拠 になる形で。
例) クロスチーム案件1本を本番へ(欠陥<2%)
例) デザインレビュー3回、平均評価>=4/5
例) エンジニア2人をメンタリングし360フィードバックを取得
4) リード/ラグKPI
リード: 週単位で動かせる指標(深い作業時間、ステークホルダー接点など)
ラグ: 後から出る結果(採用率、NPSなど)
まず リード2〜4個 で軽く始める。
5) 目標としきい値(RAG)
Green/Amber/Redを決めて、感情より事実ベースで見る。
6) マイルストーンに日付
「デザイン承認→4週」「フェーズ1リリース→9週」のように。常に1つだけをアクティブに。
7) 週次X18モーメント (10分)
- 何が動いた?
- どのKPIが変化?
- ブロッカーは?
- 次の最小ステップ(<90分)は?
- スコープ/順序の調整は?
大きな組み替えは月次で、週次は微調整用。
例を写して使う
A) シニアエンジニア昇格 (Q2)
- KR: クロスチーム1件本番<2%欠陥; デザインレビュー3件(>=4/5); ポストモーテム2件
- KPI: 8hの集中作業, ステークホルダー更新2回, レビュー依頼1回
- マイルストーン: M1デザイン承認, M2フェーズ1リリース, M3ポストモーテム+採用ノート
B) PM転身 (Q1)
- KR: ケース2本、ディスカバリーコール6件+インサイト、内部ツール1本(満足>=4/5)
- KPI: ケースセクション1本、アウトリーチ2件(コール1件予約)、スペックレビュー1件
C) UXフリーランスパイプライン (Q2)
- KR: 有料案件3件(>=3k$)、ケース3本、300 opt-in
- KPI: ターゲットアウトリーチ3件、ケース資産1つ、ランディング実験1つ
クイックリファレンス表
| ミッション | 四半期O | Key Results | 週次KPI |
|---|---|---|---|
| シニア昇格 | シニア級オーナーシップ | プロジェクト1(<2%欠陥); レビュー3(>=4/5); ポストモーテム2 | 深い作業8h; 更新2; レビュー1 |
| PM転身 | エビデンス+面接 | ケース2; コール6; ツール1(>=4/5) | ドラフト1; アウトリーチ2; スペック1 |
| UX独立 | クライアントループ | 案件3; ケース3; 300 opt-in | Outreach3; 資産1; テスト1 |
FAQ
KRはいくつ? 2〜5。暗記できなければ多すぎ。
KPIとKRの違い? KR=四半期成果、KPI=週次シグナル。
仕事以外にもOKR? 可。少数に絞り毎週レビュー。
ラグKPIは必須? いいえ。ラグKRで証明も可。
OKRサイクルの長さ? 12〜13週がバランス良し。
途中でKRが遅れたら? スコープ/順序/行動を見直す。静かな軌道修正のための仕組みです。