キャリア計画
ロールギャップ、証拠、マーケットプラン(テンプレート&例付き)
5つの要素
- 目標ロール & スコープ
- Role-Delta Map(ギャップ vs. コンピテンシー)
- 証拠プラン(準備度を示すアーティファクト)
- マーケットプラン(人 & 機会パイプライン)
- ランウェイ & リズム(時間、エネルギー、レビュー窓)
x18.aiはキャリアのためのスマートウォッチ。
静かに、一歩ずつマイルストーンを進める。
1) 目標ロール・スコープを明確に
Role Statement
「B2B SaaSで0→1機能を担うSenior Product Designer」
Scope Statement
「成果(採用・品質)に責任。PM/Engと協働。1〜2名をメンター。」
進路を選ぶ:
- 社内トラック(昇進)
- 社外トラック(市場経由)
必要なら両方を並行し、パイプラインは分ける。
2) Role-Delta Mapを作る
必要コンピテンシーを列挙し、現状/ターゲットを評価。
最初に埋める ギャップ3つ を選ぶ。
| コンピテンシー | Now | Target | Delta | 作る証拠 |
|---|---|---|---|---|
| クロスチームリード | 2 | 4 | +2 | イニシアチブ→ポストモーテム→ステークホルダーコメント |
| プロダクトディスカバリー | 2 | 4 | +2 | コール6回→インサイト文書→実験リードアウト |
| システム設計 | 3 | 4 | +1 | 承認済デザイン文書→採用指標 |
短く正直に。残りはバックログへ。
3) 証拠プラン(言葉よりアーティファクト)
各ギャップに対し:
- アーティファクト
- 受入基準
- 掲示場所(ポートフォリオ、社内Wiki、GitHub、発表など)
例) Evidence Ladder
| ギャップ | アーティファクト | 基準 | 掲示 |
|---|---|---|---|
| リード | 計画→リリース→ポストモーテム | 期日順守、欠陥<2%、評価>=4/5 | 内部Wiki、LinkedIn |
| ディスカバリー | インサイト+意思決定 | 6コール、テーマ整理、意思決定 | ケーススタディ |
| 設計 | デザイン文書+レビュー | レビュー2回、トレードオフ解決 | リポジトリ/設計文書 |
書き方: アクション → インパクト → 指標
例: 「クロスチーム展開をリードしオンボーディングを25%短縮、NPS維持」
4) マーケットプラン(人 & パイプライン)
A. 社内ステークホルダー
| 人 | 重視点 | 見せ方 | リズム |
|---|---|---|---|
| マネージャー | 結果・信頼性 | 月次ノート+デモ | 月1 |
| 隣接リーダー | 協働・速度 | アップデート+アンブロック依頼 | 隔週 |
| メンター | 品質バー | アーティファクトレビュー | 月1 |
B. 社外レーダー
| チャネル | ターゲット | アクション |
|---|---|---|
| ウォームネットワーク | 15名 | 週2メッセージ、週1コール |
| コミュニティ | 2箇所 | ケース共有、フィードバック依頼 |
| 企業リスト | 20社 | パーソナライズドリーチ、シグナル追跡 |
C. パイプラインボード
| ステージ | 件数 | 次アクション |
|---|---|---|
| リード | 8 | コール2件設定 |
| 進行中 | 3 | アーティファクト追跡 |
| オファー/昇進 | 0 | - |
5) ランウェイ算定(現実ベース)
- 週に使える時間?
- エネルギーの高い時間帯?
- 予算(学習/イベント/コーチ)?
- 何を減らすか?
容量 < 計画 ならミッションではなくスコープを削る。
6) 90日を3つのアークに
各4週間にテーマ+アーティファクト:
| アーク | テーマ | 主要アーティファクト | 成功シグナル |
|---|---|---|---|
| 1〜4週 | 基盤 | ケース#1 v1 | v1公開、フィードバック2件 |
| 5〜8週 | オーナーシップ | パイロット/内部ツール | 目標利用、ステークホルダーコメント |
| 9〜12週 | バリデーション | インサイトリードアウト/トーク | 意思決定、外部共有1件 |
7) 会話スクリプト
マネージャー: 「目標ロール/スコープ、作る証拠、基準はこれ。<日付>までに満たせば“準備OK”とみなせますか?」
メンター: 「このアーティファクトで<コンピテンシー>を示したいです。パネルがYesと言うには何が足りませんか?」
フィードバックはEvidence Ladderに記録。
8) プレモーテム(10分)
「6ヶ月後に失敗していたとしたら、なぜ?」 → 3つの原因と対策。
| リスク | 対策 |
|---|---|
| 時間確保できない | 60分ブロックを2つ確保し守る |
| 証拠が見えない | v1を早く出し公開で反復 |
| ネットワークが冷たい | 週2ウォームリーチ、批評依頼 |
9) キャリアプランキャンバス
| セクション | ノート |
|---|---|
| 目標ロール&スコープ | 各1文 |
| 内/外トラック | 選択 |
| 上位3ギャップ | Role-Delta Mapより |
| Evidence Ladder | ギャップ→証拠→基準→掲示 |
| ステークホルダー | 人+頻度 |
| マーケットレーダー | チャネル/ノード/アクション |
| パイプライン | リード/進行/オファー |
| ランウェイ | 時間・エネルギー・予算・やめること |
| 90日アーク | 基盤/オーナーシップ/バリデーション |
| 週次レビュー | 曜日+時間(10分) |
インタラクティブ版はX18内で利用可。
無料でミッション開始。
具体例
A) IC → シニアエンジニア(内+外)
- ギャップ: クロスチームリード/設計/ステークホルダーコミュニケーション
- 証拠: デザイン文書、ローンチ+ポストモーテム、コメント2件
- マーケット: ターゲット10社、ウォームイントロ6件、文書サマリ共有
- シグナル: フェーズ1本番、デザインレビュー2件、外部共有1件
B) デザイナー → PM(外)
- ギャップ: ディスカバリー、意思決定、データストーリー
- 証拠: 6コールのインサイト、実験リードアウト、メトリック付きケース
- マーケット: PM組織20、コミュニティ投稿2、PRDテストレビュー
- シグナル: ケース2、パイロット1、面接3
C) エンジニア → 独立コンサル(外)
- ギャップ: ポジショニング、パイプライン、ROI証拠
- 証拠: ROIケース3、リードマグネット1、テスティモニ2
- マーケット: ノード15、週次アウトリーチ、パートナーシップ2
- シグナル: 有料パイロット2、リスト300、リピート1
レビューリズム(スケジューリングとは別)
- 週次(10分): Evidence Ladder/パイプライン/アークを更新
- 月次(30〜45分): ギャップ再優先、アーク/マーケット調整
- 四半期(60分): 目標ロール変化時はRole-Delta Map更新
プランが「何」を決め、「いつ/どう」は別途決める。
Do / Don’t
Do
- アーティファクトで準備度を示す
- パイプラインを見える化
- リスクが高ければ内外トラックを併走
Don’t
- ギャップを5つ同時に追う
- 「完璧」になるまで下書きを隠す
- 「時間投入」だけを成果指標にする
FAQ
同時に埋めるギャップは? 最大3つ。
外部ネットワークは不要? レバレッジが下がるので推奨。
公開できない証拠は? マスクして構造だけ共有、非公開デモ。
OKR/KPIとの関係? OKR/KPIは計測。これは証拠と市場での動きにフォーカス。